今ある屋根材を撤去し新しい屋根材を取り付けるリフォームなら、費用は一番かかりますが屋根が新品になるようなもの。金銭的な余裕があるなら、葺き替え工法で一気に新しくしてしまうと安心です。
また、屋根材の劣化が激しい場合は塗装やカバー工法では対応できないため、葺き替え工法によって屋根を新しくする必要があるでしょう。
葺き替え工法は、家の寿命を延ばすには一番良いリフォーム方法です。
屋根材も下地もすべて新しくすることになりますから、屋根の機能が最大限発揮できる状態にリセットされます。これにより、建物をよりしっかりと風雨から守れるようになるので、柱や梁など家の重要な部分の寿命も延ばすことができます。
数世代に渡って大事に住みたい場合や、資産価値をできるだけ下げたくない場合は、葺き替え工法がおすすめです。
屋根を葺き替えて新しくすれば、家が丈夫になり外観もきれいになるほか、安全性も高まります。耐震性を高める屋根材は日々研究開発されていますから、葺き替えで以前よりも軽くて丈夫な最新の屋根材を使用すれば、耐震性を強化することにもなるのです。
葺き替え工法のデメリットは費用と時間がかかる点など
葺き替え工法のデメリットは、3つの工法の中で最も費用と時間がかかることです。今の屋根材を撤去する必要があるため、解体費用や廃材処理費がかかりますし、工事中はその家に住むことができない場合もあるので、代わりに住む場所を探す必要もあるでしょう。
工事中に雨が降れば内部が濡れてしまうというリスクも覚えておいてください。
他の工法で対応できない・耐震性を上げたい場合などは葺き替え工法
他の工法で対応できないくらい屋根材が損傷したり、内部が腐食したりしている場合は葺き替え工法でのリフォームが必要です。
また、屋根瓦をスレートに交換するなどして耐震性を上げることができるので、地震対策を強化したい場合や家の寿命を延ばしたい場合は、葺き替えを選ぶと良いでしょう。
屋根塗装
KCリフォームで使っている主な塗料
※あくまでも一部になります。この他にも日本ペイントの塗料やフッ素塗料なども扱っております。気軽にご質問してください。
<施工例>
一般的な施工例
私共KCリフォームでは、一般的に次の施工方法で施工しております。
高圧洗浄→ケレン作業(主に3種)→屋根掃除→錆止め下塗り(場合によっては部分のみ)→屋根塗料中塗り→屋根塗料上塗り
こちらが標準になっていますが、予算によっては2回塗りにさせていただく場合がございます。もちろん事前に打ち合わせのもと見積施工させていただきます。